FXの勉強を始めると「pips」という単語に出くわします。
- FXのpipsって何?
- どうやって計算するの?
そんなFXにおけるpipsに対してこのように思われる方も多いでしょう。普段の生活では使うことのない単語ですが、FXでは欠かせない知識となるのできちんと把握しておきたいですよね。
そこでこの記事では、FXのpipsやその計算方法について徹底解説していきます。これからFXを始めるという方は是非参考にしてみてください。
FXのpipsとは?
pipsは「percentage in point」の略称で、FXで通貨の共通単位として使われるものです。pipsは「ピップス」と読みます。
FXでは、様々な通貨間取引が行われます。日本円が中心ではないので、この取引の最小の単位をpipsで表しています。
日本円で考えると、以下の通りになります。
- 1銭 = 1pips
- 100pips = 1円
pipsは、FXにおける単位だと覚えましょう。ここからは、そんなpipsの計算方法について解説していきます。
pipsの計算方法
例えば、1ドル=150円の時にドル円を1万通貨購入したとします。その後、ドルが上昇して1ドル=151.000となり売却しました。
レバレッジ25倍で取引した時の計算方法は、以下の通りです。
- 150×10,000=1,500,000円
- 1,500,000円÷25=60,000円
- 売却時:151.000×100pips=1,510,000円
- 1,510,000-1,500,000円=10,000円の利益
よって、1万円の利益となります。
pipsの計算練習のために、さらに具体例を出して解説していきます。
例えば、1ユーロ=1.07400ドルのときに1万ユーロを購入したところ、1.06300ドル になってしまったので売却下したとします。(1ドル=150円と仮定)
その場合、レバレッジ25倍で取引した時の計算方法は、以下の通りになります。
- 150.000×10,000×1.07400 =1,611,000 円
- 1,611,000円÷25=64,444円
よって、64,444円の証拠金が必要になります。
1.06300で売却したので、-110pipsの計算で、
1.06300×110pips×100×1.500=17,539.5 円の損失となります。
まとめ
ここまでで、FXのpipsやその計算方法について理解できたと思います。トレーダーの中には、利益金額ではなくpipsをいかに稼ぐかを考えている人が多いです。
pipsを理解して、FXトレーダーへの第一歩を踏み出しましょう。
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